シンギュラリティ・トラップ デニス・E・テイラー [本 作者た行]
それは地球に人類が生まれる前。ずっと遠くに彼らは来たり。彼らとは?目的は何なのか?
環境が悪化した地球でアイヴァンは汲々と生活していた。その生活から抜け出すために小惑星帯への探鉱船に乗ることにした。家族の為に必死になるが、探鉱自体が博打のようなものだ。だがアイヴァンは賭けに勝つ。その代わりに犠牲になったものとはなんだったのか。
なかなかですな。うん。先が読めない。どうしたいのかがわからない。だから読み進める。わかりたいもの。
あんまり書くとネタバレしちゃう。よくある話なんですよ。でも上手く書かれてる。
アプローチが違うんだろうな。
面白かったです。
自分に置き換えたらすごく孤独で、こんなに冷静ではいられない。そう思います。でも孤独だけど孤独ではなくなるのかな。宇宙の小惑星に鉱物を探しに行くなんて面白そうだけど、確かにリスキーだなぁ。けれど一攫千金も夢だしな。
もうちょっと先が読みたくなる本です。
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