水の中 [雑文 つぶやき]
足首にまで水が満ちてくるきがした
魚の気配がして足元をみると、すでに足首まで水だった。
けれどそれ以上水が増えるわけでもなく、ただ水の気配だけが足首にあった。
魚が泳ぐ。ゆるやかに。
おおきな、おおきな、鯉、だろうか。
それがとおり過ぎてゆくと田に水が満ちてゆく。
ひと泳ぎして鯉は身震いをした。
瞬間、うろこが散らばりそれが虹色に光ると、ぱちんと鯉は消えた。
魚の気配がして足元をみると、すでに足首まで水だった。
けれどそれ以上水が増えるわけでもなく、ただ水の気配だけが足首にあった。
魚が泳ぐ。ゆるやかに。
おおきな、おおきな、鯉、だろうか。
それがとおり過ぎてゆくと田に水が満ちてゆく。
ひと泳ぎして鯉は身震いをした。
瞬間、うろこが散らばりそれが虹色に光ると、ぱちんと鯉は消えた。
2011-05-13 22:55
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