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古道具屋皆塵堂 夢の猫  輪渡颯介 [本 作者わ行]


夢の猫 古道具屋 皆塵堂

夢の猫 古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


おきみは孤独になってしまった。母が死に、後を追う様になる父が死んだ。14歳のおきみは一人借金と共に長屋に残された。けれど不思議なことに夢に同じ子猫が出てくるのだ。そしておきみがしようとしている事を邪魔をする。そのしようとしていることは古い根付けを売るということだけなのだが。
そして最後に持ち込まれた先が皆塵堂。皆塵堂が関わったからには、もうこれは幽霊がらみって事で。さてさて、猫は何を伝えたいのか?

いやあ、引っ張るね。この夢に出てくる猫。くせ者だわ(笑)。この猫が表題なのになかなか登場しないもん。だから気が抜けなくて読み切ります。太一郎は江戸から出ていくし、猫騒動が続くけれど。ちゃんと時間が流れていく小説です。
面白い。続きまだあるかなあ。
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古道具屋皆塵堂 影憑き  輪渡颯介 [本 作者わ行]


影憑き 古道具屋 皆塵堂

影憑き 古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/11/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


円九郎は乳母日傘で育った。そして優しい、否優柔不断なのだ。悪い仲間に誘われると断りきれない。父親はそんな円九郎に手を焼いて、勘当する事にした。けれど本式の勘当ではない。ちゃんと心を入れ替えれば帰ってこれる。そしてその預け先に選ばれたのが皆塵堂だった。
円九郎の悪友と遊んでいたときに何か黒い影を見たような気がした。太一郎はあまり注意していなかったのだが、その悪友が次々と死んでいく。そこでその原因を探っていくのだが・・・。

マンネリ化してくるかと思ったのですが、そうでもない。確かに話の筋は変わらないのになんだろう?中心となる人物のアクが強いのかな。でも、猫はもういいよ(笑)。江戸ってこんなに猫だらけだったの?って思う。まあ、書いていないだけで犬もいるんだろうけど。
面白いです。シリーズを続けて読んでも飽きて来ない。終わりになると面白いからもっと読みたいなって思わせるのかも。

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古道具屋皆塵堂 迎え猫  輪渡颯介 [本 作者わ行]


迎え猫 古道具屋 皆塵堂

迎え猫 古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


猫、猫、猫。話が進むたびに猫が増えてくる。いろんな猫がいて可愛いなあ。
古道具屋の皆塵堂が絡むと幽霊の話になるけれど、今回は巳之助が絡む絡む。
皆塵堂に居候がくるかわりに子猫がいっぱい。
猫の祟りなのか、そうでないのか。呪いなのか、そうでないのか。
これでもかっていうくらいたてつづけでくるし。さて落ちはどこでつくのやら。
なかなか面白い。シリーズとしてよく出来ていると思います。
だれてくるのがあんまりなくて、毎回新鮮に読んでます。
幽霊いっぱいでも怖くない本です。

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浪人左門あやかし指南 狐憑きの娘   輪渡颯介 [本 作者わ行]


狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南

狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 単行本


時代小説。江戸時代、釣りに向かった子供達が死体を見た後、一人ずつ死んでいくという事件が起こった。手習いの師匠、良峻が残りの子供を助けようと左門に用心棒を願う。左門は腕は確かにだが怖がりな甚十郎を連れて長屋へ行く。そこには良峻の娘で狐憑きだと言われている弓枝がいた。
似たような登場人物が沢山いて、一瞬誰が主人公かわからない。いや、私の理解不足ですが(笑)。話の内容としては面白かったです。強い人いっぱいで誰が活躍するやらとドキドキしたり。すんなり読めて面白いです。

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古道具屋皆塵堂 蔵盗み  輪渡颯介 [本 作者わ行]


蔵盗み 古道具屋 皆塵堂

蔵盗み 古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/03/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


益治郎は濡れ衣を着せられて勤めていた商家を首になった。
悔しくて悔しくて堪らなかったときに誘われた盗みの手引。一矢を報いてやろうとその悪事に乗ろうとしたのだが。
皆塵堂の蔵の中身を調べること。簡単な様で難しい。そしてやっぱり幽霊が出て。益治郎はどうなることやら。
全然関係のなさそうな事件がどんどん繋がっていく。おもしろい。太一郎がなかなか出てこなくて、幽霊の鑑定も出来なくて。いやあ、どうなることらと気をもんだけど、ちゃんとおさまる所におさまって。先が読めないので面白いんです。
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溝猫長屋 祠之怪  輪渡颯介 [本 作者わ行]


溝猫長屋 祠之怪

溝猫長屋 祠之怪

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


忠次たちの住む長屋の伝統は3月10日の段階で一番年長の男の子が毎日お参りをする祠がある。
この祠の主は以前殺されたお多恵ちゃんがお祭りされている。このお多恵ちゃんは子供たちを守ってくれているそうなのだが。変わりにとある現象が現れるのだ。それは、幽霊が見える様になる。
今年は4人いるからどんな風になるかはわからないが、とにかく見えて、聞こえて、臭いがするらしい。
忠次、新七、銀太、留吉は一体どんな風になるのか。

あはは。子供らしいというか。確かに見てみたい、感じてみたいと思うだろうな。けれど本当に見てしまえば、どう感じるかはわからん。
幽霊を見はじめて過去の事件がもう一度調べ直される。それが関係ないと思われていたことがドンドン繋がって。おもしろい。そしてこの長屋、いいなあ。のんびりとしていて、動物と仲良くて。いい感じです。続きも読もう。
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古道具屋皆塵堂 祟り婿  輪渡颯介 [本 作者わ行]


祟り婿 古道具屋 皆塵堂

祟り婿 古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/05/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


皆塵堂へ働きにきた連介は幽霊なんて居ないっていう。だから頑なに否定もするし理詰めで考える。じゃあなぜ皆塵堂に居るのか?
それは幽霊が居ないって証明するため。でも曰く付きの古道具屋はあるし、幽霊の絡んだ依頼だってくる。どうしてそんな頑ななのか。その理由もおばけがらみだったりして。
なかなか一筋縄ではいかない展開。
これも面白いです。太一郎とか皆の連介に対する気の使い方とか。いいです。軽くて楽しい。
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古道具屋皆塵堂 猫除け  輪渡颯介 [本 作者わ行]


猫除け 古道具屋 皆塵堂

猫除け 古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/04/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


出稼ぎに来ていた庄三郎はやっと田舎に帰ることができた。しかし帰った田舎では自分の居場所は無かった。
仕方なくもう一度江戸に戻るのだが気の抜けた庄三郎は丑の刻参りを見てしまう。
とり憑かれたかもしれない庄三郎。同じように丑の刻参りをしようとして皆塵堂で道具を買い付けるのだが。
皆塵堂で世話になりはじめた庄三郎はやっぱり変な事に巻き込まれる。さあ、どうなることやら。
面白い。一つ一つの話は表題と関係ない感じもするのですが、段々と近づいていく。
お化けもいっぱいだけど、怖いばっかじゃないし。
シリーズだけど一冊ずつで完結するので気にせず読めます。
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古道具屋 皆塵堂   輪渡颯介 [本 作者わ行]


古道具屋 皆塵堂

古道具屋 皆塵堂

  • 作者: 輪渡 颯介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/02/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


表紙絵が可愛い。おどろおどろしいんだけど、淡い色合いと構図が素敵。
お話の方はというと、いい感じです。ちょっとお化けが出てくるお話ですが、怖いだけじゃなくて。
古道具屋、銀杏屋の跡取りの太一郎は古道具屋を継ぐことがあまりうれしいことでは無かった。弟が継ぐはずだったのに死んでしまったからだ。
古道具屋の修業をするために皆塵堂に行くことになったのだが。幽霊を見るのに幽霊を見ているとは絶対言わない。幽霊なんて居ないとうそぶいて。でも、皆塵堂にあるのはいわくつきが多くて。
さあ、どうする太一郎。
面白いんです。これが。オススメです。
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「感情の整理」が上手い人下手な人  和田秀樹 [本 作者わ行]


「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)(新講社ワイド新書)

「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)(新講社ワイド新書)

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 新講社
  • 発売日: 2007/11/22
  • メディア: 単行本


私は感情の整理が下手な人間だと思っています。
けれどこの本を読んでみると、まだマシなのかもしれないと思いました。
感情の整理というか、どうやって機嫌よく過ごすかというか、切替の方法かな?
私は怒っている。私は楽しんでいる。とか、自分の感情にまず正直になること。そしてそれを自覚すること。まずそれが大事なのかな。
機嫌よく生活できれば、家でも外でも気持ちいいものね。
書いていることができれば最高なんですが、出来ないから苦しいというのもありますね。
読みやすい本です。ちょっと感情がごたごたしてわからなくなったときに読んでみるのもいいと思います。
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