ことり屋おけい探鳥双紙 梶よう子 [本 作者か行]
おけいは行方不明の主人、羽吉の代わりにことり屋を守っている。九官鳥の月丸と共に。
羽吉はおけいを置いて胸元が青く光る鷺を探しに3年前に出て行ったのだ。店を守るおけいのところに鳥の絡んだ事件が舞い込む。
鳥を購っては放鳥する娘、文をやり取りする鳩。名前を呼ぶオウム。そしておけいはいつまで一人でいるのか。そして羽吉の行方は?
おもしろいんですよ。でもちょっとリズムに乗りきれない。読むのに時間がかかりました。
話は面白い。いろいろな鳥がでてきて。ちょっと飼ってみたくもなりました。
お話が全体的に悲しい感じがします。鳥って一口に言っても、いろんな種類に飼う人の事情もあって、面白い。馬琴先生も出てくるし。鳥を知らなくても楽しめるお話でした。
コメント 0