溝猫長屋 祠之怪 輪渡颯介 [本 作者わ行]
忠次たちの住む長屋の伝統は3月10日の段階で一番年長の男の子が毎日お参りをする祠がある。
この祠の主は以前殺されたお多恵ちゃんがお祭りされている。このお多恵ちゃんは子供たちを守ってくれているそうなのだが。変わりにとある現象が現れるのだ。それは、幽霊が見える様になる。
今年は4人いるからどんな風になるかはわからないが、とにかく見えて、聞こえて、臭いがするらしい。
忠次、新七、銀太、留吉は一体どんな風になるのか。
あはは。子供らしいというか。確かに見てみたい、感じてみたいと思うだろうな。けれど本当に見てしまえば、どう感じるかはわからん。
幽霊を見はじめて過去の事件がもう一度調べ直される。それが関係ないと思われていたことがドンドン繋がって。おもしろい。そしてこの長屋、いいなあ。のんびりとしていて、動物と仲良くて。いい感じです。続きも読もう。
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