黄金の門 平谷美樹 [本 作者は行]
生きているという実感もなく、日本を飛び出して中東に向かった。だがそれはそれで怖くて合法ドラッグに溺れる日が続いた。仕事を探すならエルサレムに行けと言われて僕はエルサレムに入る。遺跡発掘の仕事を得て、そこで知り合った人の中でヨシュアは別格だった。
人と接触することを嫌がった僕だが色々とトラブルが起こる。
これは何故なのか?ヨシュアとは何物なのか?何をしようとしているのだろうか?
面白いです。神とは何か?という問を考えます。凄く短い時間だろうけれど濃い時間。追い詰められた人間の側、追い詰めた人間の側。視点は様々あります。
エルサレムって遠い所です。いつもきな臭い所ですが、望んでなっているわけではないのです。我が神。私たちの神。は居るのだろうか?
読みやすいんですよ。勢いもあって、いろいろな事件が起こって面白いです。
2018-03-06 20:46
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