ワクチン・レース メレディス・ワッドマン [本 作者ま行]
ワクチンとはどう作られ、どう承認され、どう市場に出回ったのか。
アメリカで大きくなったワクチン市場。ポリオや風疹の流行。それを食い止めるために必要だったもの。必要だけれど、どういうった経緯をたどっているのかは、我々は知らない。知ることのできる立場ではない。けれど必要としている一人ではある。
アメリカでの話ではある。けれど自分は無知だなと思う。
昨今ワクチンの話で持ち切りになっているけれど、いったいワクチンの何を知っているのだろうか?
ワクチンは病原を弱毒化して打つ。それくらいしか思いつかない。その原料なんかには。
知ってしまえば本当に嫌になる人もいると思う。拒否反応を示す人もいると思う。けれど知らないということも、知らないで批判することもできないなと思う。
ワクチンを忌避する人はどこまでを嫌がるんだろう?ポリオや風疹、狂犬病などのワクチンは?インフルエンザは?百日咳、結核は?どんどんわからなくなってしまう。
ちょっと読むのはしんどいと思う。けれど読むともっと疑問がでる。日本はどうなんだろうって?
ノンフィクションです
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