白銀の墟 玄の月 1 小野不由美 [本 作者あ行]
蓬莱からこちらの世界へ帰ってきた泰麒。角は失われ使令も居ない、奇跡を起こすことができない無力な麒麟。けれどその存在は荒れ果てた戴に小さな灯明となるのか。
一体泰麒の居なかった6年間に何があって、暮らしはどうなってきたのか。王朝はどうしているのか、まだまだ謎が多くてわからない。泰麒はその無力な体でどうしていこうとするのか。
待ちに待った最新刊。ドキドキしながら読みました。どうなるの?どうなってたたの?戴国の惨状が描かれています。どうやっていくんだろう。まだまだ先が長い。
何故?という言葉が駆け巡ります。その答を探すために奔走するのですが、余りにも無力だと思う。それでも何かをせずにはいられない。希望はそのまま大きな光になり得るんだろうか。成長した泰麒の力強さ。ああ、次の巻をすぐ読みはじめるんだろうな。来週の土曜日には3.4巻が出るので、待たされない!それもうれしいです。
では2巻を読みはじめることにしますね。
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