あずかりやさん 大山淳子 [本 作者あ行]
どんなものでも一日100円でお預かりします。藍ののれんにさとうと白抜きのでかかれた店では、目の見えない店主が待っています。
どんなものでも、どんな秘密も、どんな思いも、すべて1日100円。そこに物を持ち込む人たちの秘密。目が見えないから預けやすいのかな。後ろめたい思いも、悲しい思いも、顔を見られないから、ちょっとだけ安心できる。
けれど預けることによって、物事は進んでいくものもある。ちょっと預けるものいいな。心の中のモヤモヤが少しでも晴れるといいな。
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