古道具屋皆塵堂 猫除け 輪渡颯介 [本 作者わ行]
出稼ぎに来ていた庄三郎はやっと田舎に帰ることができた。しかし帰った田舎では自分の居場所は無かった。
仕方なくもう一度江戸に戻るのだが気の抜けた庄三郎は丑の刻参りを見てしまう。
とり憑かれたかもしれない庄三郎。同じように丑の刻参りをしようとして皆塵堂で道具を買い付けるのだが。
皆塵堂で世話になりはじめた庄三郎はやっぱり変な事に巻き込まれる。さあ、どうなることやら。
面白い。一つ一つの話は表題と関係ない感じもするのですが、段々と近づいていく。
お化けもいっぱいだけど、怖いばっかじゃないし。
シリーズだけど一冊ずつで完結するので気にせず読めます。