出張料理 おりおり堂 神無月〜弥生 安田依央 [本 作者や行]
おりおり堂の続刊。通して一年になるそうだ。
出張料理をしていくと、各家庭の暗い部分を見ることもあるわけで。さてどうなることやら。
人から見ればなんのことはないことでも、些細なトゲが人の心を蝕んで。蝕まれた人はどんなにあがいても自分で這い上がることが出来ない場合が多い。けれどそれは繋がる人がすくい上げたりすることによって、変わっていく。
収まるとこに収まりたいもんだな。
お料理は美味しそうです。でも、今回はそればっかりでもないし。スルスルと読んでしまいます。まあ、こういう年回りもあるよな。長く動かなかったことが動き出す年って。うん。澄香にとってそんな年だったんだろうな。なんか上滑り感があってしまいます。ちょっと残念。
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