誰にも探せない 大崎子梢 [本 作者あ行]
小さな頃夢中になった宝探し。よくテレビでやってた埋蔵金の番組。首ったけで家族と見てたのを覚えてる。みんな謎が好きなんだ。そしてそこにお金が絡むなら、なおさら。
主人公は小学生の頃に幼馴染と一緒にとあるの存在を知った。それは隠れ里で、今はもう消滅してしまっているそうだ。ちょっとしたヒントから謎をとく。それが現実にあるのならなおさら夢中になるだろう。未だ見つかっていない村。それは少ない人間しか知らない村のはずだったのに。
主人公の幼馴染が東京でその名前を耳にし、トラブルに巻き込まれる。
今尚消えない埋蔵金の謎と現実のトラブル。その村は見つけることができるのだろうか?
面白い!すぐよんじゃった。物事が回り出す時期があるって本当だと思う。何事も旬があるんだ。誰かがずっと下準備をしていることなのかもしれない。けれど動き出したら止まらない。そのスピードが良かった。誰がどう動くか。なかなか予測がつかなくて面白かった。中心になるお宝も昔話か今の話なのか。面白かったです。
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