恋するハンバーグ 山口恵以子 [本 作者や行]
食堂のおばちゃんシリーズ2作目。佃の岸惠子と呼ばれた一子の若いころの話。はじめ食堂が開店した当時の物語。
シェフは帝都ホテルの元副料理長。つくる料理は超一流。けれど開店当時はお客が安定しない。それをどうしてか考える一子。そしてたどりついた答え。いったそれは何だったのか?
面白くて美味しそう。下町の人情とそのころの世の中の状況。なんだか懐かしくなります。
初めからだんだんと時代が下っていく。そのなかで成長するもの。ろくでもないもの。美味しいもの食べてると幸せになるけど、はじめ食堂は本当にホッとできそう。
あったら通ってみたいです。