鴨川食堂 柏井壽 [本 作者か行]
誰にだって思い出の食事があって、その味を追い求めるときがあるのかもしれない。
私の思い出の味はなんだろう。もう一度食べてみたいといえば大神楽といっしょにまわっていた屋台の飴。そんな思い出の味を探してくれる食堂が、鴨川食堂。
料理雑誌の一行広告で縁が繋がる人だけが訪れる。色々な食を頼まれるけれどきちんと探してくれる。ちょっとできすぎな気もあるけど。美味しそうです。
思い出の食事って思い出がスパイスだから、同じであって同じではないと思う。
それでも探して再現してもらえたらそりゃあいいだろうな。でもなんでだろう。しっくりこない。面白いんだけどね。なんかスルスル進みすぎなのかな。
軽く読むにはいいと思います。
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